Raycastで開いているブラウザのタイトルとURLをマークダウン形式で取得する
SlackやNotionなどのマークダウン形式に対応しているアプリケーションを利用しているときに、今開いているブラウザのタイトルとURLをマークダウン形式で取得したいというニーズがあると思います。
今回はそれを満たすためのRaycastプラグインがあったため、それを導入して利用してみた感想を書いていきます。
Raycastプラグインについて
今回は以下のプラグインを手動で導入していきます。
https://github.com/chodorowicz/copy-markdown-url-and-title
導入
- 上記のリポジトリをクローンする、あるいは「Dowonload ZIP」でPCに保存・展開しておく
- Raycastを立ち上げ、Raycast Settingsを立ち上げる(
cmd
+shift
+,
) - [Add Script Directory] を選択し、先程保存したリポジトリのディレクトリ先を選択する
以上で導入は終了です。
つかってみる
早速Raycastで使ってみましょう。
ランチャーを起動して、「copy」とうつと、「Copy Markdown URL and Title」と表示されるものがそれです。
ブラウザを一度クリックなどでアクティブ化し、「Copy Markdown URL and Title」をクリックします。
その後、ウィンドウ下に通知が表示され、以下のようなMarkdownがコピーできてると思います。
cmd
+v
で確かめてみましょう。
この記事を書いているときにコピーしたローカル環境のURLとタイトルです。
[Raycastで開いているブラウザのタイトルとURLをマークダウン形式で取得する](http://localhost:3000/scrap/copy-markdown-link)
実際につかってみて
いいところ
コピペの作業が楽になりました。 Slackへの共有のときに、タイトルにURLをつけたいわゆるリンク形式で共有することが多いのですが、このプラグインを使って
- 「Copy Markdown URL and Title」
- Slackのメッセージにペースト
- (Slackの書式設定の関係で)範囲選択して
cmd
+shift
+f
→ Markdownからリンク形式に変換
というのが実現できるようになりました。
ちょっと使いづらいところ
コピーするときに、最大2秒ほどのラグがあるときがあります。そのため、コピーしたかどうかをしっかりトーストで確認する必要があります。
ここが改善されたら最高かも…。
さいごに
Raycastのプラグインは公式でも非公式でも、色々カスタムしがいがあるので、色々触って効率化していきたいですね。